仕事から逃げたい、自分は無能だ……。
こう思い悩んでいませんか?
仕事から逃げたくなるときや自分が無能に感じるときの原因はいくつかのパターンに分類することができます。
まずは自分がどのパターンに該当するのかをチェックし、それぞれのパターンに応じた対処法を選択することで、仕事の悩みを解決することができます。
この記事では、営業から事務・経理・コールセンター・農業・自営業まで豊富な転職経験を持つ筆者がお仕事の悩みや不安を解決するヒントをお伝えします。
仕事から逃げたくて悩んでいる方はぜひ参考にしてくださいね。
仕事から逃げたい!無能な自分が嫌になった時にやるべきこと
自分の無能さが嫌になり仕事から逃げたくなった時、そのストレスから多くの人がどこにも逃げ場がないように感じてしまいます。
しかし、ただ悩んでいるだけでは何も解決しません。
大事なのは、原因を明確にし、解決のための行動を起こすことです。
仕事から逃げたくなる主な原因と対処法は以下の通りです。
それぞれの原因に応じた対処法をご紹介しますのでぜひ参考にしてください。
仕事から逃げたくなる原因4選
- スキルが不足している
- 上司が合わない
- 職場の人間関係が合わない
- ワークライフバランスが悪い
ひとつずつ解説します。
スキルが不足している
スキル不足が原因で自分の無能さが辛くなっている場合の対処法を3つご紹介します。
①スキルアップに努める
自分のスキルが不足しているため仕事内容に適応できていない、失敗ばかりすると感じている場合は、スキルアップに努めましょう。
先輩や上司に相談したり、ネットや本で調べたり、講座に通ったり、スキルアップに励むことで、周りからの評価も上がります。
努力する姿勢をみせることで、能力が上がるだけでなく、周りとの関係性も良くなり働きやすくなる効果が期待できます。
②仕事内容の変更や部署異動の相談をする
スキルアップが不可能だと感じる場合や仕事内容が合わない場合は、仕事内容の変更や部署異動ができないかを上司に相談してみましょう。
③自分に合う仕事に転職する
今の仕事をしていて自分が無能だと感じる場合や、やりがいが感じられない場合は、業務内容が自分に合っていない可能性が高いです。
自分に合わない仕事をしていると、なかなか成果が出ず、がんばるほど自信を喪失して悪循環に陥ります。
一方、自分の適性に合う仕事をすれば、自然にスキルアップし、いきいきと働くことができます。
自分の適性ややりたい仕事について、自己分析をした上で転職を検討するのがいいでしょう。
上司が合わない
上司が合わない場合の対処法を4つご紹介します。
①仕事と割り切って最小限の関わりにする
どこの職場でも、一人ぐらいは合わない上司がいるケースがほとんどです。
合わない上司と関わるのも仕事のうちと割り切って、最小限の関わりになるように努めて働くのも選択肢のひとつです。
②上司と距離を縮める
上司と上手くいっていない人は、上司とあえてコミュニケーションを取り、距離を縮めてみるのもいいでしょう。
上司との関係が良好な方が働きやすくなり、仕事が円滑に進み、昇進もしやすいため、優秀な人ほど戦略的に上司に甘えたり相談をしたりして距離を縮めます。
上司との距離を縮めるのも業務のひとつと考え、上司がどんな対応をしたら喜ぶか、どんな部下を気に入っているか分析して近づいてみましょう。
基本的に上司は部下に頼りにされると嬉しいので、あえて相談を持ちかけるのも距離を縮めるための手段として有効です。
③部署異動を希望する
部署異動がある会社の場合は、部署異動の希望を出し、新しい環境で新たにスタートを切りましょう。
④転職する
上司との関係がどうにもならない場合は、転職を検討しましょう。
求人サイトやハローワークで転職先を探してください。
もし、セクハラやパワハラがある場合は、職場の相談窓口や公的な相談窓口に相談しましょう。
相談先がわからない方には、以下の厚生労働省が紹介している相談機関をおすすめします。
職場の人間関係が合わない
職場の人間関係が合わない場合の対処法を4つご紹介します。
①上司に相談して苦手な人と一緒の業務を減らしてもらう
職場に苦手な人がいて一緒に業務するのがストレスになっている場合は、信頼できる上司に相談してみましょう。
業務を一緒に行う機会を減らしてもらったり、席を離してもらったりすることでストレスを減らすことができます。
②部署異動を希望する
部署異動が可能な職場の場合は部署異動の希望を出しましょう。
③同僚に相談する
信頼できる同僚に相談してみましょう。
同僚に話を聞いてもらうだけで、心がスッキリする場合もあります。
④転職する
職場の人間関係が全体的に悪くてどうしようもない場合は、心を病む前に転職するのがよいでしょう。
ワークライフバランスが悪い
ワークライフバランスが悪い場合の対処法を3つご紹介します。
①通勤時間を減らす工夫をする
ワークライフバランスが悪い場合、自分の時間が足りていないということになります。
通勤時間が長い場合は、通勤時間を減らすことで自分の時間を増やすことができます。
職場に近い場所に引っ越しをしたり、通勤方法を変更したりして通勤時間を減らす工夫をしましょう。
②業務効率を上げる
残業が原因で勤務時間が長くなっている場合は、業務効率を上げることで残業を減らすことができます。
効率化できる部分がないか、業務の手順を見直してみましょう。
③転職する
残業や休日出勤などが当たり前になっているような会社では、ワークライフバランスを充実させることは困難です。
働き過ぎてメンタルを壊して働けなくなっても、基本的に会社は責任を取ってくれません。
転職してワークライフバランスを実現しましょう。
仕事から逃げたいならとりあえず転職してみるのもアリ
仕事から逃げたい気持ちになっている場合は、とりあえず転職活動をしてみるのもアリです。
職場が変われば、仕事内容も、毎日会う人も、行く場所も、時間の使い方も全てが変わり、自分の気持ちも今とは必ず変わります。
今の職場で上手く行かなくても、別の職場では上手く行く可能性が十分あります。
3ヶ月〜半年ごとに転職していた人が、自分に合う職場に出会ったら10年以上働くこともよくあります。
日々を不安な気持ちで過ごして心身の健康を損なうくらいなら、転職をしましょう。
正社員の転職先がすぐに見つからない場合は、アルバイトでさまざまな職種を経験するのも、自分に合う仕事に出会うためのヒントになるかもしれません。
まずは求人サイトやハローワークに登録することから始めましょう。
仕事を辞めにくい時はどうすればいい?
仕事を辞めると伝えたら、働きにくくなってしまう職場も少なくありません。
特にブラック企業では上司から叱責されたり、辞めるまでの期間にひどい待遇を受けたりといったケースもあります。
仕事を辞めることは労働者の当たり前の権利であり、何も悪いことではないので理由に関わらず堂々と辞めていいのですが、現実はなかなかそうはいきません。
また、精神的にどうしても職場に行けなくなって急に辞めざるを得ない人もいるでしょう。
そんな時は、退職代行を使うのも賢い選択肢です。
退職代行を使えば、必要な手続きをきちんとして、伝えるべきことを伝えた上で辞めるので、職場にかける負担も最小限で済みます。
大切なのは、周囲の意見よりも自分を守ることです。
社会人として直接伝えるべきだ、という意見は無視して大丈夫です。
退職を伝えた後にひどい扱いを受けたり、何も伝えずにいきなり辞めるぐらいなら退職代行を使ってスッキリと退職して次のステップに進みましょう!
まとめ
この記事では、仕事から逃げたい時や無能な自分が嫌になった時の対処法をお伝えしました。
自分が苦手なことに気付いたり、挫折した気分を味わうことは、自分に合う働き方を見つけるために必要なステップといえます。
現状を見極めて、今の自分に必要な対処をすることが大切です。
仕事が原因で人生が嫌になるくらいなら、転職をおすすめします。
転職をすれば、状況が変わり、新しい自分と出会えるでしょう。
トライアンドエラーを繰り返すことで、いずれ自分にぴったりの働き方に辿り着くことができます。