変化の激しい世の中だからこそ、あえて「変化しない」ことが強みになる場合がある。
変化することには良い面もあるが、悪い面もある。
変化するということは、何年も変わらず同じ場所で戦い続けたからこそ得た知識や人脈、安心感、信頼などを投げ捨てないといけない場合が多い。
日々の生活が上手くいっていないと、人はつい転職や転校、引っ越しなどを考える。
だが戦う場所を変えたからといってうまくいく保証はないので、失敗すれば弱っている自分にとどめを刺すことになりかねない。
そんなときは、ちょっと踏みとどまって正々堂々と向き合ってみるとよい。
そして、正々堂々向き合ってみてもうまくいかなくていよいよもうどうあがいてもだめだとなったら、変化すればいい。
というのも、わたしは昔、物事が上手くいかないとすぐ変化することを選んで、また新しくスタートをきっては失敗して、また変化して…を繰り返してきたからだ。
うまくいかなかった現状がやっとうまくいって落ち着いたのは、変化することを辞めてうまくいかなくても同じ環境に身を置くことを選び、物事に正々堂々向き合い始めてからだった。
自分が変化しなくても、物事は常に変化し続ける。ということは、うまくいかないときに焦って動かなくても前向きな気持ちでできることをやっていれば状況は次第にまた良い方向へ変わっていく可能性も充分あるということ。
だからわたしは今、うまくいかないことがあっても逃げない。そんなに重く捉えなくても、どーんと構えていれば状況は次第に良くなっていくことを知っているからだ。
物事が目まぐるしく変わる時代だからこそ、あえて「変化しない」ことを選択するのも、ひとつの生存戦略だ。
