今の仕事に不満が募り「次こそは自分に合った職場に……!!」と転職したものの、実際に働いてみると、やっぱり違った、なんてことも。

そこで今回は、転職の失敗あるある事例10選をご紹介します!
転職の成功のコツと、失敗してしまった場合の対処法についても解説します。
転職を検討している方や、転職に失敗してしまったという方は、ぜひ参考にしてくださいね。
【転職の失敗あるある事例10選】

それでは早速、転職の失敗あるある事例10選をご紹介します!
- 人間関係が合わない
- 休日出勤や残業が多い・有給が取得しにくい
- 仕事内容が自分に合わない
- 総合的に考えると前の職場の方が良かった
- スキルを活かせない
- スキル不足
- 研修制度・フォロー体制が不足している
- 企業の将来性が不安
- 初期にミスをして信頼を失った
- プライベートでの付き合いが多い
人間関係が合わない
人間関係が良い職場かどうかは、実際に働いてみないとわからないため、入社してから人間関係がストレスになってしまい、転職に失敗したと感じるケースがあります。
面接の際の担当者の人柄や職場の雰囲気などをチェックしても、リアルな人間関係はわからないため運によるところが大きい部分です。
離職率が高い職場は人間関係が悪い可能性があるため、常に求人募集をしている企業などは気を付けた方が良いでしょう。
休日出勤や残業が多い・有給が取得しにくい
休日出勤や残業が多かったり、有給が取得しにくかったり、求人情報の記載内容や、採用担当者から聞いていた情報と勤務実態が異なる場合もあるでしょう。
法外な残業や休日出勤を強いられる場合は、管轄の労働基準監督署に相談しましょう。
仕事内容が自分に合わない
働いてみたら、業務内容が自分に合わないと感じることもあるでしょう。
単調な仕事でつまらなく感じたり、苦痛に感じる仕事だったり、具体的な仕事内容は実際に働いてみないとわからないため、希望の職種を選んでもミスマッチが起こることがあります。
総合的に考えると前の職場の方が良かった
職種や給与面、待遇が魅力的で転職したけれど、人間関係や仕事内容、勤務時間なども含めて総合的に考えるとやっぱり前の職場の方が良かった……という結論になるケースもあります。
スキルや経験を活かせない
これまで自分が培ってきたスキルや経験を活かせない場合は、やりがいを感じられず、仕事に対するモチベーションを保てなくことがあります。
スキル不足
思っていたよりも仕事の難易度が高く、自分のスキル不足で仕事についていけないと自信がなくなり、仕事が辛くなってしまいます。
特に、面接時に自分のスキルや経験を誇張して伝えていた場合などに、自分のスキルでは対応できない業務に就く可能性が高まります。
研修制度・フォロー体制が不足している
転職先の研修制度やフォロー制度が不足している場合は、仕事がしづらく、居心地も悪くなってしまいます。
企業の将来性が不安
転職した後に、社会情勢や景気の影響などで、企業の将来性が不安になってしまうこともあります。
初期にミスをして信頼を失った
転職して、まだ人間関係も構築されていない初期の段階で大きなミスをして、信頼を失ってしまうと、仕事がしにくくなり、自信もなくなってしまいがちです。
この場合、職場の人達と信頼関係を築くまで、継続的な努力と忍耐が必要になります。
プライベートでの付き合いが多い
就業後の飲み会や休日のバーベキューなど、特に新人のうちは断りにくいものです。
仕事とプライベートを分けたい人にとって、プライベートでの付き合いが多い職場はストレスになります。
▼こちらの記事では、気持ちが切れて退職を考えたときにやるべきことを特集しています。退職を検討している方はぜひ参考にしてください。
転職を成功させるためのコツを知っておこう

転職を成功させるために、以下のコツを抑えておきましょう。
- 理想の転職先に内定してから退職する
- 転職エージェントを活用する
- 転職先の口コミを調べる
- 希望条件の優先順位を付ける
- 現在の職場と比較する
- 重要な項目はしっかり確認する
- 自分のスキルや経歴を誇張しない
- 焦って転職先を決めない
- 転職後のキャリアについても考えておく
- 充分な生活費を貯めておく
理想の転職先に内定してから退職する
今の仕事が嫌になっても、いきおいで辞めてしまうと、収入が途切れてしまうためじっくりと転職先を探すことが難しくなってしまいます。
妥協しないためには、理想の転職先に内定してから今の職場を退職するようにするのが良いでしょう。
転職エージェントを活用する
自分ひとりの力で転職先を探すよりも、転職エージェントを利用して探す方が自分に合う転職先が見つかりやすくなります。
基本的に転職エージェントは無料で利用できるため、ぜひ活用して効率良く仕事探しをしましょう。
転職先の口コミを調べる
転職先の実態を知るには、実際に企業で働いた人のリアルな情報がとても参考になります。
求人サイトなどに転職を検討している企業の口コミがないかチェックしましょう。
希望条件の優先順位を付ける
希望の条件に全て当てはまる転職先を探すのは困難です。
希望条件をリストアップし、優先順位を付けて自分にとって重要な条件を満たす企業を探しましょう。
現在の職場と比較する
実際に働いてみたら前の職場の方が良かった……なんて事態を避けるために、転職を検討している企業と現在の職場のメリットとデメリットをリストアップして比較しましょう。
将来的な視野も含めて、総合的にみてどちらが自分にとってメリットがあるかを判断することが大切です。
重要な項目はしっかり確認する
給与やボーナスの金額、休日出勤や残業の有無、休憩時間など勤務する上で重要な項目は事前にしっかり確認しましょう。
自分のスキルや経歴を誇張しない
採用の過程で自分のスキルや経歴を誇張して伝えると、転職してからスキルや経験が足りず苦労する恐れがあります。
自分に合う職場に採用されるためにも、自分のスキルや経歴は正直に伝えましょう。
焦って転職先を決めない
なかなか理想の転職先が見つからないと、今の職場を早く辞めたいばかりに妥協して転職先を決めてしまいがちです。
焦って転職先を決めてしまうと、働き始めてからミスマッチが起きて結局早期に退職してしまうリスクがあります。
良い転職先が見つからないときは、まだ転職するタイミングではないと理解し、自分に合う転職先が見つかるまで気長に探しましょう。
どうしても早く仕事を辞めたいという場合は、無理をして続けず退職して、次の転職先が見つかるまでは資格を取得したり、アルバイトで生計を立てたりするのも選択肢のひとつです。
転職後のキャリアについても考えておく
現在の生活だけでなく、5年後・10年後の自分のキャリアを考えた時にその企業を選ぶべきかどうか長い目で考えましょう。
充分な生活費を貯めておく
さまざまな対策をしても、転職が成功するかどうかは実際に働いてみないとわかりません。
もし、転職先が合わなかった際に無理して仕事を続けなくてもいいように充分な生活費を貯めておくことも重要です。
転職で失敗してしまった時の対処法
転職したけれども失敗してしまった、という場合は、早く次の転職先を探して退職するのも選択肢のひとつです。
しかし、働いているうちに職場の人と打ち解けたり、違う業務を任されたりするケースもあるため、最低でも半年ほどは様子をみるのがおすすめです。
ただし、長時間労働やパワハラ、セクハラなどが横行している職場の場合は、メンタルを病む前に見切りを付けて退職するのが良いでしょう。
短期間で退職するのが難しい場合は、退職代行サービスを利用して辞める方法もあります。
▼こちらの記事では、仕事が嫌すぎる時の対処法や休職制度、辞め方のコツなどを解説しています。良かったら参考にしてください。
まとめ
この記事では、転職の失敗あるある事例10選に加え、転職で失敗しないためのコツ、失敗してしまった場合の対処法についてご紹介しました。
転職が成功するかどうかは、実際に転職してみないとわかりませんが、事前に失敗事例を学び、有効な対策をとることで成功の確率を上げることができます。
この記事が、あなたの転職の成功をサポートできれば幸いです。